2008年05月31日
今週は栗東トレセンで取材したわけですが、やっぱりダービーウィークはいいですね~。トレセン全体に独特の緊張感があって、でも、出走馬陣営は「楽しみで仕方ない」という雰囲気で。ダービーに参加できる――それがいかに特別なことなのか、改めて感じました。
また、今年は特に大混戦ですし、18頭すべてにチャンスがあると言っても大げさではありません。それだけに、どの陣営も参加がただうれしいだけじゃなくて、「一発狙っている」というムードを出していました。
それが逆に予想を難しくしているわけで……本当に困ってしまったんですが、みなさんはもう予想決まりましたか?
ここは原点に帰って、もうアレコレ考えずに、ダービーだからこそ自分の信じた馬を本命にする!というスタンスで最終決断がコチラです!
×××××××××××××××××××××
<日本ダービー>
◎レインボーペガサス
○ディープスカイ
▲アドマイヤコマンド
△タケミカヅチ
×マイネルチャールズ
注メイショウクオリア
皐月賞に続いて、◎レインボーペガサスです! きさらぎ賞で本命にした時から今年のクラシック戦線でずーっと追いかけてきた馬。だからこそ、ダービーでもとことん付いていくことに決めたんです。
皐月賞ではメンバー最速の上がり脚で0秒4差の4着に突っ込んだわけですが、あの脚には安藤勝己騎手、鮫島調教師ともに「イメージとは違った」とのこと。でも、展開によってそういう脚も使えるというわけですから、やっぱり、潜在能力の高い馬ということでしょう。隠された引き出しがまだまだあるということです。そんなところが、また魅力的ですよね。
本来は、追えば追うだけ確実に脚を伸ばしてくれるタイプ。一瞬いい脚を使って止まる馬ではないので、長い直線の府中コースは持って来いでしょう。中山の皐月賞、スプリングSは窮屈なレースでしたし、京都外回りのきさらぎ賞のレースぶりからも、ゆったり走れる広いコースは歓迎です。
また、今週の追い切り後にアンカツ騎手は「今ぐらいの落ち着きがちょうどいい」と語っていましたし、金曜朝の坂路も気合を見せつつも程よい落ち着きがありました。課題とされている気性面の成長も確実に見られます。今なら引っ掛かることなく2400メートルをこなせるでしょうし、能力のすべてを発揮できると確信しています!
能力そのものについても、「安藤騎手が、レースに騎乗しない時もずっと調教をつけてくれたし、惚れ込んでくれた馬」という鮫島調教師の言葉、これだけで十分でしょう。
今年のダービーはレインボーペガサスです!
みなさんのダービー予想はいかがでしょうか? コメント・トラックバックともに24時間受け付けております。よろしくお願いします。
■栗東・美浦トレセン記「第75回日本ダービー」
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2008年05月28日
今週はいよいよ競馬の祭典、日本ダービーですね! というわけで現在、栗東トレセンで取材をしております。
ディープスカイ、アドマイヤコマンド、ブラックシェル、レインボーペガサスなどなど、関西の有力馬は今朝追い切りをかけ、どの陣営もいい仕上がりをアピールしていました。
栗東トレセンでのレポートを「栗東・美浦トレセン記」でまとめています。今週は下記リンクのトレセンブログをお楽しみください!
■栗東・美浦トレセン記
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2008年05月26日
オークスは2歳女王トールポピーが優勝。見事な復活Vでした。
ですが、後味の悪さが残る結果となってしまいましたね。池添騎手の騎乗停止です。僕は記者クラブに所属していないので、検量室内での説明を直接受けられませんでしたが、やはり、疑問の残る決着と言わざるを得ません。
今回のケースがセーフで、2年前のエリザベス女王杯・カワカミプリンセスがアウトという違いがよく分からないというのが正直な感想です。
トールポピーは強かったですから、それだけにもったいない結果でした。また、レジネッタは不利を受けながらも3着に突っ込みましたし、こちらも強い競馬をしたと思います。今回すっきりしなかった分、秋の決着戦に期待したいですね。
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2008年05月24日
雨ですね。東京はざんざん降ってます。天気予報によれば、あすのお昼過ぎから雨は上がるみたいですが、この降り方だと重馬場決戦は避けられそうにもありません。
というわけで、雨、重馬場に強い馬から勝負……と考えるのは当たり前なんですが、なんせ各馬ともにキャリアの浅い3歳馬ですから、この馬が重の鬼!と決め付けることはできないんですよねぇ。そこが、この時期の3歳戦の難しいところ。(ん? 確かNHKマイルカップ前も同じようなことを書いた覚えが……)。
いずれにせよ、あすのオークスは距離に加えて、重くなった馬場。かなりの忍耐力を必要とする総合戦になりそうです。最後まで“我慢”して走った馬が栄冠をつかみ取るのではないでしょうか?
というわで、予想はコレです!
×××××××××××××××××
<オークス>
◎リトルアマポーラ
○レジネッタ
▲トールポピー
△レッドアゲート
×スペルバインド
注ライムキャンディ
4度目の本命です、リトルアマポーラ。京成杯の時から追いかけてきましたが、オークス馬になれる器だと信じています。
前走の桜花賞は発馬がすべて。まともにスタートが切れていれば、勝ち負けになっていたでしょう。いいえ、終わったことに“タラレバ”は禁物ですね。今回は大外枠になったことで、出遅れはまずないはず。また、この雨で内ラチ沿いがさらに荒れることと思いますし、かえって馬場のいい外枠発走は好都合ではないでしょうか。
さらに、2歳時には500万下のレースを重馬場で勝っていますから、重馬場がカラッ下手ということもないでしょう。
陣営が早くからオークスを意識し、京成杯、クイーンSと関東遠征を2度経験させるなど下準備は万全。なにより、その素質で圧倒してくれるはずです!
レジネッタは、前走を素直に評価します。追えば確実に伸びてくる馬ですし、府中コースも持って来いの条件でしょう。トールポピーも同様に広い東京でさらに末脚が生かせそうなタイプ。レッドアゲートはフローラSが強かったですし、こちらもオークス向きの馬。桜花賞組最大のライバルとなりそうですね。
穴は関西馬2頭、スペルバインドとライムキャンディです。
長浜厩舎の隠し玉スペルバインドは、中山のフラワーCこそ大敗しましたが、東京や阪神マイル戦の広いコースでは好走しています。デビューから2000メートル前後を使われてきたのも、オークスを意識してのこと。皐月賞2着&ダービー3着馬シックスセンスの半妹という血統も魅力です。
ライムキャンディは、デビュー2戦目のクイーンSでリトルアマポーラの2着。こちらもなかなかの好素材です。お母さんは府中牝馬Sを勝つなど活躍したSS産駒で、父がタニノギムレット。血統的な魅力も十分です。前走は2カ月半ぶりの競馬、落鉄などの不運がありましたが、ひと叩きしたここで一変はないでしょうか。
みなさんのオークス予想をお待ちしています。コメント・トラックバックともに24時間受け付けておりますので、書き込みなどよろしくお願いします!
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2008年05月22日
オークスの枠順が決定しました。
レジネッタは5枠10番、レッドアゲートは2枠4番、アロマキャンドル2枠3番、ムードインディゴ3枠5番と、前走を勝った組はどれもなかなかいい枠を引いたのではないでしょうか。近年のオークスは内枠の活躍が目立ちますし、やはりこの時期の牝馬に2400メートルは相当キツイと思いますので、距離ロスなく立ち回った馬が上位に来ているのだと思います。
反対に、桜花賞敗戦から巻き返しを狙う組は、トールポピー7枠15番、リトルアマポーラが大外8枠18番、エアパスカルも8枠16番と、外枠に集まってしまいましたね。先ほどは「内枠が活躍している」と書いておいて、まったく矛盾したことを書きますけど、外枠だからといって一銭もいらないか……と言えば、そうでもないのが府中2400メートル。スタートしてしばらく直線が続きますし、そこでじっくりといいポジションを確保してしまえば外を回らされる心配もいりません。
“府中の2400メートルは展開いらず”という言葉があるように、能力さえあれば外枠は克服できるのです。1999年ウメノファイバー、1997年メジロドーベルは8枠からの勝利。2000年代に入っても、2003年チューニーが2着、2004年ダイワエルシエーロは7枠13番から勝ちました。
ただし、スタンドからの大歓声をモロに浴びてしまう、という不利が外枠馬にはありますね。気性面に問題のある外枠発走馬は要注意かもしれません。
それよりも、問題なのは“誰が逃げるのか?”。コレ!といった逃げ馬が見当たりません。
フローラSで逃げたカレイジャスミンが今回も思い切って行くのでしょうか? エアパスカルが押し出されるようにハナを切るのでしょうか? それとも、ブラックエンブレムが抑えきれずに行ってしまうのでしょうか?
う~ん、これは展開予想も難しい。一つ言えそうなのは、超スローペースになりそうだということ。捲くりロングスパートで押し切れるだけの馬はいないと思いますし、桜花賞同様に、最後の直線で内外いっぱいに広がった横一線の叩き合いになる可能性は高いと思います。
その中から我慢強く伸びてくるのは……? 末脚の威力は大事ですけど、やっぱりそんなスローの団子状態の中を不利なく進められた馬に勝機が訪れそうですね。
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2008年05月20日
米国クラシック三冠戦線が盛り上がっていますね! ビッグブラウンがまたまた圧勝で二冠達成。30年ぶりの三冠馬誕生がいよいよ現実味を帯びてきました。
三冠最終戦のベルモントSで、新たなライバルに名乗りを挙げているのが日本・藤沢和厩舎のカジノドライヴなんですが、どうやら武豊騎手ではなく、アメリカのジョッキーに騎乗依頼するとか……。なんだか、個人的な意見ですが、カジノドライヴへの興味が薄れてしまったというか。それだったら、最初からアメリカでデビューさせていれば良かったのに、と思います。
確かにもともと米国産の馬ですが、藤沢和厩舎が調教し、武豊騎手で参戦するからこそ、日本競馬の話題として大いに盛り上がっていたんだと思いますが、これで完全に「アメリカ競馬の話」になってしまいましたねぇ。
レース自体はすごく楽しみではありますが。
××××××××××××××
さて、今週はオークスです。第一冠目の桜花賞では3連単700万円という超波乱決着となりましたが、さらに過酷な舞台となるオークスではどのような結末が待っているのでしょうか?
まず注目は、桜花賞馬のレジネッタです。12番人気の低評価を覆した激走だったわけですが、阪神JF6着、エルフィンS3着、フィリーズレビュー3着と、勝てないながらも確実に末脚は伸ばしてきたタイプでした。1戦ごとに力をつけてきたと見れば、桜花賞の走りも納得ですし、そもそも成績からこれだけ人気を落とす馬ではなかったと思います。完全に人気の盲点に入っていたのでしょう。
そういうわけですから、桜花賞勝ちを素直に評価していいと思いますし、今回も有力馬の1頭になります。確実に伸びる差し脚は、府中の長い直線でさらに磨きがかかるかもしれませんね。二冠制覇も十分ありそうです。
桜花賞2着エフィティマイアも、近走の成績で人気を下げていた馬ですが、もともとは新潟チャンピオン。復調したとなれば、前走くらい走っていい能力馬でした。勢いに乗っているフジキセキ産駒ですし、もう一発あっても驚けません。
同3着ソーマジックはなんといっても、堅実さが売りです。やはり混戦模様となると、この手堅さ、しぶとさが大きな武器になりますよね。父シンボリクリスエス、母の父フェアリーキングですから、血統的に2400メートルはもってこいでしょう。
桜花賞敗戦組からは、5着のリトルアマポーラ。発馬出遅れが響いて追い込み届かずでしたが、上がり3Fはメンバー最速でしたし、あと100メートルあれば……という競馬でした。やはり力は世代上位です。
もともとオークス向きとされていましたし、東京は2月のクイーンSを楽勝した舞台。今度は能力全開といきたいですね。
2歳女王トールポピーも当然、巻き返しに期待がかかる1頭です。末脚不発で8着と敗れたわけですが、それでもレジネッタとは0秒4差と大きく負けてはいません。こちらも脚質的に広い東京が合いそうなタイプ。能力は間違いなく高い馬ですから、桜花賞1戦だけでは見限れないと思います。
(ただ、お兄ちゃんのフサイチホウオーもこの時期からスランプになってしまったわけで、そんな血だから心配な点もありますが……)
ほかにも桜花賞敗戦組からはウォーエンブレム産駒2頭、エアパスカル、 ブラックエンブレムの重賞馬もいますね。この2頭も能力は確かですから、大変身は当然あると見ていいでしょう。
別路線のトライアル組からは、フローラSを勝ったレッドアゲートが人気を集めそうです。フラワーC2着、フローラS1着の成績が示しているように、距離が伸びていいタイプ。息の長い末脚も東京向きですし、何と言っても、この時期の3歳牝馬にはしては珍しく、すでに2400メートルを経験しているというのも大きな武器ですね。桜花賞組をまとめて倒して、一気に世代の頂点に駆け上がることも十分可能な馬でしょう。
スイートピーSを勝ったアロマキャンドルは、これまでの惨敗がウソのような変身ぶりした。2歳時には、いちょうSではスマイルジャックに勝っているわけですから、よほど府中コースが合うのでしょう。コース適性を生かして、再度の大駆けがあるか。
チョウカイキャロル、エリモエクセルなどのオークス馬を輩出してきた忘れな草賞を今年勝ったのはムードインディゴ。勝ちタイムや内容がやや平凡でしたが、姉に2002年オークス2着のチャペルコンサート、そして父がダンスインザダークですから、オークスの舞台は合いそうです。
こう挙げていくと、桜花賞同様にキリがないわけですが、やっぱり言えることはオークスも混戦模様だということ。
再び大万馬券決着となるのでしょうか? 「展開いらず」と言われているくらい府中2400メートルは能力がモノを言うコースですから、意外と人気どおりに収まるのかもしれませんね。
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2008年05月19日
ヴィクトリアマイルはエイジアンウインズが優勝。恵まれ勝利ではなく、あのレースは完勝と言える内容でした。すごい女の子がまだいたんですねー。
確かにここまでのレースぶりは相当なセンスを感じさせるものでしたが、何せ今回は初のGI参戦、初の1600メートル、初の東京競馬場(しかも府中マイルはきつい)と、初物尽くしだったわけです。だから、さすがにちょっと厳しいかな、と僕は評価を下げたわけですけど、いやいや、恐れ入りました。
「ウオッカを負かすまで力をつけているなんて」と最初に言っていた藤田騎手も、インタビューの最後には「正直、自信があったんです」と本音を言ったくらいですから、今年に入ってからの成長というのは、すごい上昇度だったんでしょうね。
今後の可能性についても、藤原英調教師、藤田騎手ともに「まだまだ成長する」と口をそろえて断言。今後の牝馬路線がますます楽しみになってきましたね。秋にはぜひともダイワスカーレットを加えてのレースが見たいです。しかし今年の4歳牝馬はすごいですね~。
(ひいきにしている藤原英厩舎の初GI勝利。うれしいです。馬券は散々でしたが……)
一方のウオッカですが……、直線はすごい手応えでしたし、追い出した瞬間にグンと伸びた時には「あー、勝ったな、これは」と思ったんですけど、最後の最後の脚色が同じになってしまいました。
上がり3Fの数字は出ているんですけど、やっぱりどことなく物足りない印象のレース。武豊騎手も「一瞬はものすごい伸びだったけど、止まってしまった。まだ本調子じゃないのかな……」と、肩を落としていました。
どうしてしまったんでしょうか? ジャパンカップの時は距離が長かったと理由がつけられましたが、マイル戦で止まったしまったとなると、これは精神的な問題かもしれません。いっそのこと、休養に出してリフレッシュさせて、秋での完全復活にかける――というのも、一つの手だとは思いますが。
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2008年05月17日
本稿を書いている時点で、ウオッカ2.2倍。これを安いと見るべきか、意外とついてるなと見るべきか……。マトモに走れば、これはオイシイ配当でしょう! この相手関係なら1.3倍くらいでもおかしくないですもん。
奇をてらう必要はありません。というわけで、ヴィクトリアマイルの印をどうぞ!
×××××××××××××××××××××
<ヴィクトリアマイル>
◎ウオッカ
○ジョリーダンス
▲ベッラレイア
△ニシノマナムスメ
×レインダンス
注エイジアンウインズ
唯一の心配といえば、ドバイ帰りなことくらい。デューティフリーからわずか1カ月半ですから。でも、追い切りではいい動き・タイムだったようですし、武豊騎手の日記を読むと文句なく素晴らしいとのこと。大丈夫です。走れる態勢は整いました。
昨年のダービー以来、白星に見放されているウオッカですが、負けたレースでもジャパンカップ、デューティフリーは強豪牡馬相手に見せ場たっぷりの内容。広くて直線が長い左回りコース、そして折り合いに不安のないマイルなら彼女の能力が100パーセント発揮されるでしょう。
競馬界を盛り上げるためにも、力の違い、そして格の違いを見せつけて勝ってほしいです!
対抗には7歳でも元気いっぱいのジョリーダンスを挙げましたが、ウオッカを負かすとしたら、やはり同世代3強の一角と呼ばれたベッラレイアしかいないでしょうね。
昨年の秋華賞以来、7カ月ぶりの競馬となりますが、1週前に坂路で50秒8をマーク。そして、今秋も52秒台を楽な手応えでマークしました。週刊競馬ブックの写真を見ても、太め残りのような感じはしないですし、十分仕上がったと見ていいのではないでしょうか。
あとはレース勘になりますが、何せ切れ味ならウオッカより上。直線勝負になれば、いきなりのダービー馬打倒だって可能でしょう。
穴はレインダンス。近走さっぱりですが、昨秋の活躍からも分かるように能力は確かです。ここまでオッズが高くなる馬ではないでしょう。走りごろの叩き3走目の激変期待です。
しかし、ジョリーダンス以外は、図らずも印はすべて4歳馬となりました。やはり、最強世代ですな。レース後、掲示板すべてを4歳馬が独占……なんてこともあるかもしれません。あー、ここにダイワスカーレットが出ていたら、爆発的に面白いレースになったんですけどねぇ。
あと、京王杯SCで2着に食い込んだキストゥヘヴンもこっちに出てほしかったですよねぇ。
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2008年05月13日
カジノドライヴ、いやあ、強い! 日本調教馬による米国ダート重賞初制覇の快挙。遅ればせながらレース動画を見ましたが、エライ強かったですね。
日本で1回走っただけなのに、遠いアメリカの地で環境も違えば、ダートの質も違う中、ダート競馬の本場GIIを5馬身もちぎって勝つのだから、これは「凄い!」としか言いようがないです。
さあ、次はいよいよ米国クラシック三冠最終レースのベルモントS。確かに、ケンタッキーダービー馬ビッグブラウンはめちゃくちゃ強いですし、本当の一線級と初対戦、しかもピーターパンSは斤量52.5キロでしたが今度は57キロと、条件は厳しくなります。
ですが、きついローテーションでGI3連戦を戦うビッグブラウンと比べると、カジノドライヴはとてもフレッシュ。そして、兄姉がベルモントSを勝っているわけですから、血統的背景、スタミナは文句なしです。歴史的快挙は達成されるのでしょうか、6月7日が楽しみですね。
××××××××××××××××××××××
さて、今週は春の女王決定戦・ヴィクトリアマイルです。2006年に新設したばかりで、今回が3回目。第1回はダンスインザムード・エアメサイアのGI馬ワンツーでしたが、昨年は一転して12番人気コイウタ・9番人気アサヒライジング・8番人気デアリングハートの穴決着で、3連単228万円の大波乱となりました。
歴史の浅いレースだけに、まだ傾向がつかみにくいですが、今年はどうなるんでしょうか?
最大の注目は、やはりこの馬しかいませんね。ダービー馬のウオッカです。ダービー後はアクシデントなども重なり、未勝利というまさかの戦績ですが、ジャパンカップでは最速の上がりで4着、前走の国際GIドバイデューティフリーでも見せ場十分の4着とさすがの地力を見せました。
爆発力を生かせる直線の長い府中は持って来いですし、マイル戦は5戦(4100)と2着に敗れたのは桜花賞のみ。さらに斤量が55キロ。これ以上ない絶好条件です。ドバイ帰りですから調整に一抹の不安は残りますが、戦ってきた相手関係からも、ここは負けられない一戦ですね。
2番手グループとなると、これが難しい。まずは、復調気配を見せているオークス馬ローブデコルテからいきましょう。
最近のレースを見ていますと、昨秋のスランプは脱したと見て大丈夫です。と言ってもまだ物足りない結果ですが、やはりGI馬ということで重い斤量を背負わされたのも敗戦の大きな要因でした。今回は前走から5キロ減の55キロ。地力はメンバー上位ですし、出来は間違いなく上向いているわけですから、オークスを制した思い出の東京で激変が期待されます。
ですが、今年はこのGI馬を差し置いても重点的に狙いたくなる魅力的な馬が何頭もいます。ステップレースの阪神牝馬Sを制したエイジアンウインズは、前々走の準OPから連勝。しかも、ここ5戦は2着を外していません。これは完全に本格化しました。
阪神牝馬Sは逃げて勝ちましたが、後方からタメて競馬もできるセンスの良さが大きな武器。まだまだ上昇が見込めそうですし、この勢いはここでも怖い!
同レース2着のブルーメンブラットは、非凡な瞬発力が魅力の馬です。府中は得意な反面、ベストは千四かなという印象。それでも、とにかくタメて追えば切れる馬。長い直線をフルに生かせられますから、展開次第で十分出番がありそうです。
5着に敗れたジョリーダンスですが、地力比較ならこの馬も上位の1頭です。昨年は安田記念で3着と健闘しましたし、暮れの阪神カップでも2着。牝馬同士なら一枚上の実力でしょう。前走は2カ月ぶりでもありましたし、インで詰まる窮屈な競馬。スムースに力を出し切れば、即巻き返し可能です。
もう一つのステップレース、福島牝馬Sを制したマイネカンナは中山牝馬S2着からの重賞制覇と、こちらも勢いは◎。地力強化が著しいですし、鞍上には絶好調の岩田騎手というのも大きな勝負材料。今ならGIでも見劣りしません。
これら牝馬限定のステップレースは使わずに、牡馬相手のマイラーズCにぶつけて2着と結果を出したのが、ニシノマナムスメ。1992年の桜花賞&スプリンターズSを勝った天才少女ニシノフラワーの仔です。
昨暮れの愛知杯ではアドマイヤキッスに先着する2着でしたし、素質は間違いなく一級品。中山牝馬Sの4着敗戦が馬場にあるとしたら、切れ味を存分に生かせる東京は好条件ですね。 母仔2代GI制覇も十分ありそうです。
他にも、中山牝馬Sの勝ち馬ヤマニンメルベイユ、今年2走がパッとしないながらも、叩き3走目で大激変を狙う07年秋華賞2着馬レインダンスも不気味。
そしてそして、忘れてはならない馬、と言いますか、このレースでウオッカの最大のライバルとなりそうな馬がいますね。
そうです! ベッラレイアです。07年牝馬クラシック3強の一角と言われた彼女です。
秋華賞4着以来、約7カ月ぶりの競馬になりますが、中間の稽古では坂路4F50秒台をマークと、絶好の動きを披露。週刊競馬ブックの写真を見ても、太いという感じはしません。いい仕上がりだと思います。
もちろん、レース勘の問題もありますし、最終追いの動きにも注目が必要ですが、これはいきなりから走れそうな雰囲気ですね。
しかし、さすが『最強4歳世代』。ウオッカ、ローブデコルテ、エイジアンウインズ、ニシノマナムスメ、ベッラレイア、レインダンスと、層が分厚いですね。
その一方で、ちょっと残念なことになりそうなのが、06年桜花賞馬のキストゥヘヴン。過去1年の収得賞金から現在まだ除外対象なのです。今年に入ってからの復調気配は著しいですから、今回も出てくれば有力馬の1頭に入ってくるのに、もったいない。
規則だから仕方ないとはいえ、準OPを勝ったばかりの馬がGIに出れて、ここ3走の重賞で3→3→4着ときている桜花賞馬が出られないって……なんとかならないですかね? キストゥヘヴンが出た方が絶対にレースが面白くなりますし、馬券も売れると思うんですけどねぇ。
あと、やっぱりこの春の女王決定戦は、1800メートルでやった方がいいかなーって思うんですが。不満ばかりですみません……。
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posted by スポーツナビ編集部 |02:12 |
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2008年05月11日
NHKマイルカップ。オッズの上では混戦でしたが、終わってみれば1番人気になったディープスカイの快勝、いいえ、文句なしの完勝。それにしても強い競馬でした。
馬場がやや重まで回復したのも良かったと思いますし、ただ1頭、上がり33秒台に突入した最後の爆発力は素晴らしいのひと言。また、冷静にギリギリ馬場のいい四分どころへ迷わず突っ込んだ四位騎手の判断力も光りましたね。
さて、この後はどうやらダービーが有力の模様。オーナーと相談して、とのことでしたが、昆調教師の口ぶりだと、このまま順調ならば間違いなくダービー出走でしょう。誰が見ても期待できる豪快勝ちっぷりでしたし、四位騎手によれば「折り合いに不安のない馬」とのこと。検量室前で振り落とされてしまったのはご愛嬌として、昨年のウオッカに続くダービー連覇へ大きな手応えをつかんでいるのではないでしょうか。
皐月賞馬キャプテントゥーレは骨折で戦線離脱してしまいましたし、その前から今年の3歳牡馬路線は本命なき大混戦と言われてきました。その中で毎日杯、NHKマイルカップとインパクト大の内容で連勝。また、毎日杯で子供扱いしたアドマイヤコマンドが青葉賞を快勝していることから比較しても、これはディープスカイが最有力候補に一気にのし上がってきたと言って過言ではありません。
きょうの一戦を機に、ダービーは『ディープスカイvs.皐月賞上位組vs.アドマイヤコマンド』という図式にガラリと変貌したようです。
ところで我が本命ファリダットですが、直線で思ったような伸びが見られずジリジリと5着。各馬が外へ殺到して、直線入り口でゴチャついた感じがありましたが、ディープスカイのように反応が良ければ一気に突き抜けられたのに、モタモタしてしまいました。
馬場の影響があったのか、これが現状の力なのか……。ただ、お母さんのビリーヴも本格化したのは古馬になってから。持っている素質は間違いなく素晴らしいと思うので、今後の成長に期待したいですね。
(ダノンゴーゴーもドリームシグナルも買っていたのに……、くそ~)
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(スポーツナビ競馬担当)
posted by スポーツナビ編集部 |23:23 |
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