2008年11月15日

【編集部発】◎ベッラレイア 雨よ降らないで!…エリザベス女王杯の予想

 アンジェリーナ・ジョリーが今後、映画の仕事とは距離を置いていく考えらしい。そんなニュースがYahoo!トピックスのエンタメ欄トップの1本にありました。
 ハッキリ言いますが、僕、アンジー大好きです。お美しくて大変セクシーな外見はもちろんのこと、「ジーア」「17歳のカルテ」の演技は素晴らしかった。あのビジュアルなので、ただのセクシー系女優と勘違いされる向きがあるかもしれませんが、その演技力、その存在感は圧倒的ですよね。
(でも「トゥームレイダー」は見ていない)

 で、そのアンジーが映画界から身を引いていくというのだから、彼女の出る映画を見る機会がなくなっていくんだなぁと思うと残念です。でも、彼女自身、映画よりももっと人生をかけてやっていきたいことがあるんでしょう。子供もたくさんいますし、慈善事業もたくさんやっていますからね。
 映画で見られなくなるのは寂しいですが、たまに出る映画では、変わらない素晴らしい演技と存在感を見せてくれれば満足です。また、別の活動でも頑張ってほしいですし、家族と末永く幸せでいてほしいですね。
(ちなみに、僕は「カリフォルニア」のブラッド・ピットが結構好きです)

 で、日本の競馬では秋の女王決定戦・エリザベス女王杯。アンジーのような独特なオーラを持った馬……といえば、この中ではやっぱりカワカミプリンセス? それとも……?
 というわけで、予想といきましょう!

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<GIエリザベス女王杯>
◎ベッラレイア
○カワカミプリンセス
▲フェアブリーズ
△リトルアマポーラ
×レジネッタ
注トレラピッド

 日曜の京都は雨模様とのことで、これが非常に頭を悩ませる原因なのですが、雨がそんなに降らないことを祈って、初志貫徹の◎ベッラレイア。
 “最強世代の3強”と言われていたのが、ちょうど1年前。この1年のうちにウオッカ、ダイワスカーレットとえらい差がついてしまいましたが、ベッラレイア自身がまともに能力を出し切るレースができていなかったのも、また事実。普通に力を出し切れば、現役牝馬トップクラスであることは誰もが認めるところでしょう。
 前走のGIII府中牝馬Sで繰り出した上がり3F33秒3が復活のノロシ。あの強烈な鬼脚が完全に戻ってきました。さらに上積み見込める叩き2走目、そして、脚質に合う広い京都外回りコースで今度こそアタマまで突き抜けます。
 ライバル2頭に一歩でも近づく悲願のGIタイトル。そして、4歳牝馬の質の高さをまたも知ることになるのです。

 外国馬2頭はどちらも印をつけました。やはり今年の外国馬2頭は、これまでの実績からしても、どちらも軽く扱えない強さを持っているのではないかと判断したのが1つ。
 そして、速い時計は出さないと言っていたフェアブリーズが何のことはない、ラスト1F12秒の時計を出して元気いっぱいなところをアピールしてきました。トレラピッドも軽快なフットワークで時計を出しています。
 2頭とも状態は悪くなさそうですし、カワカミプリンセスやベッラレイア以外のこの相手なら互角の勝負ができるのではないでしょうか。
 あした15時の時点で馬場が重だったら、思い切ってフェアブリーズ軸にしようかな、なんてことも思っていたりしています。

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(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |18:46 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(39)
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2008年11月08日

【編集部発】アルゼンチン共和国杯&ファンタジーS予想

 GIII武蔵野Sは3歳馬キクノサリーレが4連勝で重賞初制覇を達成しました。
 1番人気で3歳No.2とも言われていたユビキタスが直線で突き放せず、またも古馬の壁に阻まれたか……と思われましたが、勝ったのは同じ3歳馬。しかも、恵まれ勝利ではなく、堂々の正攻法で快勝です。これは単なる勢いだけというのではなく、実力本物と見て間違いないでしょう。

 しかし、今年の3歳ダートは層が厚いですよね。3連勝の内容が良かったので連穴で面白い、とは思っていましたが、まさか古馬相手の重賞初挑戦で、こんなに鮮やかに勝つくらいまで強いとは思っていませんでした。
 ジャパンカップダートは今年から右回りの阪神1800メートルで行われますが、同じ右回りの小倉1700メートルや中山1800メートルでいい勝ち方をしていますし、まったく問題ないと思います。
 また、破竹の4連勝馬と後藤騎手の組み合わせでJCダートというと、2006年のJCダート馬アロンダイトを連想させますね。第2のアロンダイトとなるのでしょうか、本番でも大きな期待が持てそうです。
 さらに、これは個人的な好みなんですが、父ジェイドロバリーで母父ブレイヴエストローマン。この組み合わせ、いいですよねぇ~。

 一方、注目のカネヒキリ。最後の直線は窮屈になってまともに追えなかったのが残念でした。こうなっては武豊騎手も無理はしなかったと思うんですが、それでも勝ち馬と0秒6差ですから、やっぱり力のある馬です。次走以降が楽しみです。

 ユビキタスは前走と今回の止まり具合がちょっと気になりますよね。春はもっと凄い勢いで押し切っていたんですが、これが同じ3歳相手と古馬相手の違いなんでしょうか。
 それよりも今回の競馬で言えば、これまた3歳馬のタケミカヅチの方に惹かれました。初ダート、この相手でこれだけの競馬をするんですから、来年以降のダート戦線での活躍が楽しみですね。

 なかなか見どころの多かった武蔵野S。あすのアルゼンチン共和国杯、ファンタジーSでもその後のGIにつながる好レースを期待したいですね。それでは日曜の東西重賞の予想といきましょう。

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<GIIアルゼンチン共和国杯>
◎エアジパング
○アルナスライン
▲メイショウカチドキ
△キングアーサー
×トウカイトリック
注ダンスアジョイ

 これは難しいレースです。この微妙に実力接近メンバーでハンデ戦。10回走ったら10回とも勝ち馬が変わりそうですが、これがハンデ戦の大きな魅力。というわけで、狙いは軽量馬から。
 本命はエアジパング。過去走っているレースの着順関係なんかを比較すると、人気しているジャガーメイルとかスクリーンヒーローとかと実力はあんまり変わらないと思うんですが、この人気のなさ。美味しすぎます。
 2400メートル以上は8戦[3212]。4着以下に敗れたのは3歳未勝利時代と、3カ月ぶりだった前々走だけ、という堅実派の長距離ランナーです。
 また、OPクラスの馬で前走OP特別3着の実績があるにもかかわらず、斤量54キロ! これは恵まれたのではないでしょうか。この相手でこのハンデなら一発……と期待してしまうわけです。

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<GIIIファンタジーS>
◎ワイドサファイア
○アディアフォーン
▲ツルマルハロー
△シルクナデシコ
×ナムラミーティア
注プレザントブリーズ

 こちらは普通にワイドサファイア本命で。とにかく新馬戦の勝ちっぷりが抜群。ここも勝って2歳女王決定戦GI阪神JFの主役になる可能性は十分に高いと見ました。

 もうみなさんお気づきかと思いますが、エアジパングにワイドサファイア本命ということは、東西で藤原英厩舎本命ということです。
 以前にも書いたことありますが、僕、ずっと藤原英厩舎をひいきにしてますので(それこそテンザンセイザの頃から)、応援も含めつつの本命。「もっとシビアに予想しろ!」というお叱りの声もあるかと思いますが、こういう応援心も入れつつの予想もまた競馬かな、と思いますのでご容赦ください。
 もちろん、藤原英厩舎ならやってくれる!というのも、予想の大きなファクターでもあります。

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(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |17:21 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(37)
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2008年11月07日

【編集部発】カネヒキリには頑張ってほしいけど…武蔵野S予想

 3日のJCBクラシックは見ごたえのあるマッチレースでしたね。古馬最強ヴァーミリアンと、3歳最強サクセスブロッケン。どちらも改めて恐るべき実力を知らしめてくれたレースだったと思います。

 着差はクビ差でも、どこまで行ってもこれ以上の差は縮まらないという余裕すら感じさせたヴァーミリアン。しかもこれが7カ月ぶりの実戦というのですから、恐るべし。

 一方の敗れたサクセスブロッケンも、ゲートで滑ってしまったのが痛かった。藤原英調教師、横山典騎手もそこを敗因に挙げています。そんな不利があっても、ヴァーミリアンとあれだけの勝負をするんです。しかも3歳で。
 さらに、さらに、横山典騎手の「絶対に負けないと思っていたのに」というレース後コメント。これだけの名手にここまで思わせるサクセスブロッケン、恐るべし。

 この2頭の対決は12月7日のジャパンカップダートへと続きます。ダート日本最強の座をかけた第2R、楽しみですよね~。
 もちろん、JCダートはこの2頭だけで走るわけではありません。ダート頂上決戦へ向けたステップレースが明日8日、東京11Rで行われます。過去、数多くのJCダート覇者を生んだGIII武蔵野S。では、予想といってみましょう!

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<GIII武蔵野S>
◎サンライズバッカス
○アドマイヤスバル
▲ユビキタス
△トーセンブライト
×キクノサリーレ
注カネヒキリ

 本命はサンライズバッカス。府中1600メートルダートと言えば、この馬ですね。この舞台ではカネヒキリにダートで初めての黒星をつけ、07年GIフェブラリーSを優勝と、相性抜群のコースです。
 どうしてもエンジンのかかりが遅いために、差して届かずの競馬が多く、事実最近は3着ばかりですが、直線の長い府中ならゴール前一気のブッコ抜きが見られるでしょう。
 また、能力的にもこのメンバーならスカッと決めて、いざJCダートへと向かってほしいと思います。

 対抗は、こちらも東京での成績が抜群のアドマイヤスバル。これらをまとめて面倒見るなら3歳代表のユビキタス。堅実トーセンブライト、3連勝の内容がいいキクノサリーレを連候補で。

 で、注目のカネヒキリですが、常識的に考えるとやっぱり厳しいかなぁー、と。でも、そんな常識が通用しない可能性を持った馬であるとも思ってしまうわけです。
 でも、まずは無事にレースを終えてほしいですね。復帰してきたことだけでも素晴らしいことなんですから。

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posted by スポーツナビ編集部 |17:31 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(22)
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2008年11月01日

【編集部発】◎ウオッカ!3階級制覇へ…天皇賞・秋の予想

 例えば、丸藤正道vs.KENTA、である。これは現在のプロレス界最高峰のシングルマッチであると言われ、プロレスリング・ノアの切り札として10月25日の日本武道館大会で行われました。この2人の対戦は2006年のベストバウトを受賞しています。2年の時を経て、どんな戦いを見せてくれるのか。
 しかも、全日本プロレスの至宝・世界ジュニアヘビー級王座とノアの至宝・GHCジュニアヘビー級王座の、2つのベルトをかけたダブルタイトル戦。そして、2人の古巣である全日本プロレスの和田京平レフェリーが裁いたりと、プロレスファンにとっては、過去から現在、現在から未来へとつながる大事な一戦だったのではないでしょうか。

 で、ウオッカvs.ダイワスカーレット。現在の日本競馬で最高のライバル対決。ただ、もう、ワクワクさせられる2頭の直接対決。過去にもさまざまなライバル対決はありましたけど、この女傑2頭の対戦はまた違った期待感があります。特に今回は、この期待感、高揚感がすごく盛り上がっています。
 なぜなんだろう?と考えてみました。単純に2頭が強いから、というのは当然ですね。また、2頭を管理する松田国調教師と角居調教師の師弟対決、アンカツvs.ユタカ、今年初対戦だから、というのもあると思います。

 そして、その体に流れる“血”。ダイワスカーレット、ウオッカの母系はともに日本の名門牧場が何十年にもわたって育んできた名血。祖母から母、母から娘へと何代にも渡って受け継がれてきた母系の血の、一つの完成形がダイワスカーレットであり、ウオッカなのだと思います。
 また、父はアグネスタキオン、タニノギムレット。日本競馬史を代表するクラシックホースであり、また、日本競馬の血統図に革命をもたらしたサンデーサイレンス、ブライアンズタイムの直仔。日本の次代を担う期待の種牡馬です。
 日本で育った母系と、これからの日本を背負う若き父の血と。そう考えると、同じ年にこれだけの能力を持った牝馬2頭が生まれたのも、すべては必然のような気がして、いわば日本競馬の過去から現在へと受け継がれた究極の結晶。そして、未来への希望。
 そういった部分を、理屈ではなく、本能・直感で競馬ファンは感じ取っているからこそ、ダイワスカーレットとウオッカの対戦はこれほど盛り上がり、異様な期待感を生むのではないでしょうか。

 競馬もプロレスも人気低下が叫ばれています。丸藤とKENTAの試合は60分フルタイムドローで決着つかず。プロレスファンはこの戦いに、どのような“未来”を見たのでしょうか?
 そして、あす、ウオッカとダイワスカーレットはどのような走りを見せ、どのような結末が待っているのか。そして、競馬ファンはこの女傑2頭の対決にどのような“未来”を見るのでしょうか。

 前置きが長くなりましたが、天皇賞・秋の予想といきます!

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<GI天皇賞・秋>
◎ウオッカ
○タスカータソルテ
▲ディープスカイ
△ドリームジャーニー
×オースミグラスワン
注アドマイヤモナーク

 本命はウオッカ。毎日王冠で2着に負けたといっても、逃げて後続の目標になる展開でしたし、スーパーホーネットが走りすぎた印象もあります。むしろ、あの展開で折り合いがついたのは好材料で、どんな展開になっても競馬ができるという手応えを陣営は得たのではないでしょうか。
 最終追い切りの動きも素晴らしく、出来は間違いなくアップ。ヴィクトリアマイルから安田記念でガラリと変わったように、今回も前走とは比べ物にならないくらいの状態に仕上がっていると思います。
 東京コースでの破壊力は言うまでもなし。ダービー、安田記念で見せた爆発力があす三たび見られるでしょう。2400メートル、1600メートルにつづき、2000メートルを制して3階級制覇。そして、史上初の牝馬による牡牝混合GI3勝目です。

 対抗タスカータソルテは、札幌記念で繰り出した切れ味が秀逸。想像以上に良くなっていますし、強くなっています。トニービン系ジャングルポケットの仔だから、東京コースは持って来いでしょう。ルメールの腕にも期待。

 ダイワスカーレットを無印にしたのは、7カ月ぶりが不安だとか、初の府中コースが心配とかではなく、単に馬券的妙味から。ウオッカを買うならダイワスカーレットは買わない、逆もまた然り。
 ただそれだけの理由ですが、馬券を離れればもちろん、ウオッカ、ダイワスカーレットの一騎打ち、それにからむディープスカイの、脳みそが震えるような勝負を見たい!

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(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |18:10 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(43)
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2008年10月25日

【編集部発】菊花賞◎メイショウクオリア! 淀で激変だ!!

 単勝オッズを見ていると、いかに今年の菊花賞が大混迷戦かということが分かります。これを書いている17時6分現在、JRAの公式ホームページを見ますと、1番人気オウケンブルースリが4.1倍。2番人気マイネルチャールズ7.1倍で続き、ダイワワイルドボア8.3倍、スマイルジャック9.0倍、スマートギア9.9倍と、ここまでが10倍以下です。

 10倍以下の単勝ひと桁オッズが5頭と、これはまあよくある混戦なのですが、驚いてしまうのが最低人気馬のオッズ。ホワイトピルグリムの43.3倍と、なんと50倍を切ってしまっているのです。思わず、「これは福島記念か」と突っ込んでしまいました。GIで、しかもクラシックの菊花賞でこんなオッズはめったに見れるものではありません。
 オッズは語ります。やっぱり今年の菊花賞は生半可な混戦ではないと。そして、このオッズを見ていると、みんな、すごく迷ってるんだなぁと。誰もが認める本命馬はいなくて、オレだけの本命馬があちこちにいるなぁと。

 で、僕はと言いますと、目をつぶり、黙ってダンスインザダーク産駒本命で、と思ったんですが、今年に限って不在。というわけで、アレコレと考えに考え抜いた末、見つけました。僕にも「自分だけの本命馬」が見つかりました。

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<GI菊花賞>
◎メイショウクオリア
○アグネススターチ
▲ヤマニンキングリー
△スマイルジャック
×スマートギア
注ダイシンプラン

 本命は◎メイショウクオリア。ヤケになったわけでも、サイコロを振って決めたわけでもありません。前走の神戸新聞杯は捜索願を出さなきゃいけなくらいの負けっぷり(2秒3差の17着)でしたが、それでも本番での大激変を期待しての本命です。
 事実、単勝が驚きの23倍。こんなに人気しているとは正直ガッカリですが、それだけ見てる人は見てるということ。彼、今回ばかりは侮れませんよ。

 というのも、ここ2戦の大敗はいずれも明確な理由があります。ダービーは大幅出遅れ、神戸新聞杯は休み明けで馬がまったく動かず。というわけで、力を出し切っての敗戦ではないので、度外視できてしまいます。
 そして、3走前以前に目を移しますと、ムーニーバレーRC賞→GII京都新聞杯を連勝。この2レースはいずれも京都コース2200メートル芝以上のレースなんです。ここが大事。ということは、ですよ。メイショウクオリアは京都コースの長丁場がピッタリの馬だと結論付けることができるわけです。

 この連勝した2戦、いずれもスパッと切れる脚を使ったわけではありません。しかしながら、切れはなくとも持続力のある、実にしぶとい脚を使っています。今年のメンバーなら、おそらく最後の直線は大混雑。その中でジワジワ、ジワジワ伸ばしてくる末脚が大きな武器になるのではないでしょうか。

 そして、鞍上には角田騎手。大舞台での勝負強さに定評があり、あのヒシミラクルで菊花賞を制した豪腕ジョッキーです。ミラクル再び……というわけではありませんが、角田騎手にはあの時のヒシミラクルのように、追って追って、何だったら3角下りあたりから追いまくるくらいの勢いで“攻めて”ほしいと思っています。

 まだ、買い材料があります。それは、血統。父マンハッタンカフェ。ご存知、菊花賞と天皇賞・春という伝統の淀長距離レースを制したステイヤーですね。「ダービー馬はダービー馬から」という格言がありますが、同じように「菊花賞馬は菊花賞馬から」という格言を、今僕が勝手に作りました。実際に、ダンスインザダーク産駒は菊花賞で強いですからね、マンハッタンカフェ産駒だって菊花賞で強いはず。
 その身に流れる淀の覇者の血が、メイショウクオリア自身を淀巧者にしているのでは……とも考えられるわけで、必ずや明日の淀3000メートルでステイヤーの血が爆発してくれるのでは、と大きく期待しているのです。

 まさか、メイショウクオリアでこんなに熱弁する日が来るとは思いませんでしたが、こうやって書いていると、もう勝ったような気になってしまうから不思議。いえ、メイショウクオリアはやってくれます!
(しかも、明日は現場で取材するので、タダでは東京に戻れません。メイショウクオリアさんと角田騎手、よろしくお願いします!)

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2008年10月18日

【編集部発】秋華賞◎オディール…アンカツ勝負駆けに託した!

 こないだ靴ヒモが切れました。ブチっと。靴ヒモが切れるなんて漫画の世界でしかないと思っていたんですけど、いやあ、あるんですねぇ。
 「テリーマンかい!」
 と、思わず一人で突っ込んでしまったわけですが、まあ、一般的には靴ヒモが切れると縁起が良くないと言われてますよね。テリーマンの靴ヒモが切れた時も、正義超人が次々と倒されてしまいましたし。我々競馬をたしなむギャンブラーも、縁起担ぎは良くすると思うんです。

 で、これは縁起が良くないな、と。まさか秋華賞が外れてしまうというサインでしょうか……。でも、2008年の僕って、ずーっと低空飛行ですし、今さら縁起が悪いもないかなと前向き思考でいると、ひょっとすると、これは文字通り悪い運気が「吹っ切れた」のかなと思ったりして。

 そんなこんなで導き出した秋華賞の結論はコレです!

(ちなみに、まだ新しい靴ヒモは買っていない)

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<GI秋華賞>
◎オディール
○レジネッタ
▲リトルアマポーラ
△トールポピー
×メイショウベルーガ
注ブライティアパルス

 本命はオディール。これまでラストがどうしても甘くなり、もどかしい競馬が続いていますけど、それはいずれも最後に坂がある競馬場でした。直線平坦の淀に限れば2戦1勝2着1回。しかも、その1勝がGIIIファンタジーSで、内容のいい競馬を見せてくれました。
 それ以来となる京都コース。しかも、アンカツさんがなにやら今までとは違った乗り方をローズS後に示唆していました。アンカツさんの勝負駆け、これは期待せずにはいられません!

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<GIII府中牝馬S>
◎ベッラレイア
○ニシノマナムスメ
▲カワカミプリンセンス
△キストゥヘヴン
×ブルーメンブラット
注ヤマニンメルベイユ

 秋華賞の影にかくれてしまいましたが、かなりの好メンバーがそろいました。
 本命はベッラレイア。今年前半の2戦は色々と悪い条件が重なっての敗戦であって、これはもう度外視できます。今回はリフレッシュ放牧後、きっちりと乗り込まれていますし、仕上がりも上々。そして能力を出し切れる得意の府中コース。かつてウオッカ、ダイワスカーレットとともに“3強”と呼ばれた素質馬が、ここで復活です。

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2008年10月11日

【編集部発】◎ウオッカで大丈夫!…毎日王冠の予想

 新人・三浦皇成騎手が武豊騎手の新人最多勝利69勝に並びました。
 いや、すごいですね。特にきょう11日は、後半7~9R、11Rで騎乗機会4連勝。メーンのペルセウスSでは断然人気のユビキタスを差し切ったわけですけど、道中の折り合い・位置取り、直線に向いての追い出しもすごく冷静で、とても今年3月にデビューしたばかりのルーキーとは思えません。
 また、どの馬も追われてしっかりと伸びていますから、馬上でのバランスや馬を追うフォームもしっかりしているんでしょうね。とんでもないルーキーが出てきたものです。

 そして、日曜メーンのGII毎日王冠ではドリームパスポートに騎乗。一般的に乗り難しいと言われているこの馬を三浦騎手はどう乗りこなすのか、ひとつの注目ポイントになると思います。

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<GII毎日王冠>
◎ウオッカ
○サンライズマックス
▲カンパニー
△オースミグラスワン
×アドマイヤフジ
注キャプテンベガ

 本命はウオッカ。休み明けになりますが、夏場も栗東トレセンに滞在し、この秋初戦に向けてきっちりと乗り込まれています。仕上がりに不安はないでしょう。となれば、実力・実績、東京コースでの強さ、相手関係から見ても、この相手ならば取りこぼせません。

 ただひとつ心配な点は、逃げ馬不在でけっこうなスローペースになりそうだということ。気性面の成長があると言っても、もともとが行きたがる馬です。久々の競馬で超スローペースとなると、折り合いに苦労するかもしれません。
 ですが、内枠に入ったことで前を壁にすることもできるでしょうし、ドバイ・デューティーフリーや安田記念のレースぶりからも、必ずしも無理して抑え込む必要はありません。コンビ復活で3度目の騎乗となる武豊騎手がバシッと決めてくれるのではないでしょうか。三浦騎手ばかりにいいカッコばかりさせられないですしね。

 瞬発力勝負と見て、切れ味鋭いサンライズマックスが対抗。カンパニーは逃げ期待で▲。横山典騎手の幻惑ペースになれば面白そうです。あと、馬場のいい府中でキャプテンベガがどれだけやれるのかも注目しています。

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<GII京都大賞典>
◎ポップロック
○アルナスライン
▲アドマイヤジュピタ
△トーホウアラン
×アイポッパー
注アドマイヤモナーク

 天皇賞馬アドマイヤジュピタですが、トレセンでの稽古量の少なさがどうにも気になります。もちろん、目標は先ですからここでメイチに仕上げる必要はないんですが、だからこそ今回は危ないのかなと。斤量59キロもキツイですしね。

 というわけで本命はポップロック。天皇賞・春が大失速でしたから、年齢的な衰えというのは確かに気になります。でも、中間の放牧でリフレッシュしたでしょうし、まだまだやれると信じたい。
 鉄砲はそこそこ利く馬ですから、実績どおりの走りを見せてくれれば勝ち負けは十分可能です。

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2008年10月04日

【編集部発】スプリンターズS予想…◎スリープレスナイト新女王だ!

 いよいよスプリンターズSの発走が近づいてきました。秋GIシリーズの初戦。どんなレースになるのか、今からワクワクです。開催最終日のレースなので、そこまで速いタイムは出ないかもしれませんが、電撃の6ハロン戦にふさわしい極限のスピード決戦を期待したいですね。

 そして、5日の日曜日はスプリンターズSだけではありません。日本時間の23時40分に凱旋門賞のゲートが開きます。日本代表として出走するメイショウサムソン&武豊騎手にはぜひとも悔いのないレースをしてほしいですよね。頑張れ!

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<GIスプリンターズS>
◎スリープレスナイト
○カノヤザクラ
▲スズカフェニックス
△ファイングレイン
×キンシャサノキセキ
注ビービーガルダン

 GI馬2頭が前哨戦でだらしない競馬をしたことで混戦模様になったのかな?と思っていたら、まったくの逆で、かえって人気がスリープレスナイトに集中する結果となってしまいました。僕の本命もスリープレスナイト。馬単、3連単アタマ軸固定で鼻血が出るくらい儲けようと思っていたので、この前日オッズにはちょっとガッカリ(いや、けっこうガッカリです……)。

 ですが、オッズ云々はこの際置いといて、勝つのはやっぱり◎スリープレスナイト! GIIICBC賞、GIII北九州記念と完ぺきすぎる競馬で、文句のつけようがありません。今の彼女の勢いに太刀打ちできる馬はいないのではないでしょうか。ちょうど、ビリーヴが2002年のスプリンターズSでGI初制覇を達成したときと同じようなモノを感じています。
 今週の最終追い切りでも、時計の出にくい馬場コンディションの中を力強いフットワークで好タイムをマーク。出来も絶好調と言えそうですし、7枠14番も橋口調教師の希望通りだとか。GI制覇へ不安はありません。新スプリント女王誕生へ、待ったなしです。

 そして、上村洋行騎手。ここでぜひとも悲願のGI初勝利を成し遂げてほしい!

 橋口厩舎フリークの僕としては、本線は当然のようにカノヤザクラとの橋口厩舎ワンツーです。

 穴というほどではありませんが、小波乱なら安藤勝巳騎手のビービーガルダンかと。このメンバーなら意外とペースが落ち着きそうな気がしますので、差し・追い込み勢が不発なら、先行好位から粘りこんでしまうのでは。

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2008年09月27日

【編集部発】神戸新聞杯の予想…能力信頼◎ディープスカイ

 先週の日曜日、大学からの友人の結婚式に出席してきました。きれいな奥さんですごくうらやましかったです。
 で、いつもツルんでいた仲間で余興というか出し物をしたわけですが、まあ、これが全くウケなかった。鉄板ネタだと思っていたのに、サァーッと潮が引くがごとく……。しかも、熨斗袋にこっそり忍ばせていた馬券もカスリもせず……。今でも、正直すまんかった、と思ってます。
 でも、式、披露宴ともにすごく良かったですし、きっと素敵な夫婦になるだろうなぁと思いました。タクヤくん、サチコさん、いつまでもお幸せに。

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<GII神戸新聞杯>
◎ディープスカイ
○ブラックシェル
▲オウケンブルースリ
△スマイルジャック
×ヤマニンキングリー
注メイショウクオリア

 本命はやっぱり実績を素直に評価して◎ディープスカイ。能力に関しては今さら説明するまでもありません。ポイントはダービー以来の約3カ月半ぶりの競馬ということですが、放牧先の牧場でも休まず乗り込まれていたようですし、札幌競馬場を経由して栗東トレセン帰厩後もしっかりと追い切られています。休み明け初戦としては及第点のつけられる仕上がり状態だと判断します。

 それよりも何よりも、神戸新聞杯後に菊花賞か天皇賞・秋かを決めるわけですから、無様な競馬をして進路を決めるというのも何か締まりが悪いですし、来年以降には海外遠征も視野に入っています。色々な意味で、いくら休み明け初戦と言えどもカッコ悪い競馬はできません。
 それこそ“ダービー馬らしい”走りを見せてくれるのではないでしょうか。能力信頼の◎です。

 ただ、秋初戦というのはどんな名馬にとっても鬼門となるレース。あのミスターシービーやナリタブライアンでも負けていますからねぇ……。そういえば、新郎さんのタクヤくんと京都競馬場まで行った1999年GII京都大賞典、絶対に負けないと思われていたスペシャルウィークも秋初戦で負けたなぁ。タクヤくんは大損こいてたけど、僕はツルマルツヨシで大儲けしたっけなぁ……。

 まあ、そんな話は置いといて、要は秋初戦は怖いということ。逆転があるとしたら、ダービー3着の武豊ブラックシェルでしょうか。3週続けてビシッと追い切られていますし、今週の時計も良かったですね。仕上がり具合としてはこちらが上かと思います。もし、ディープスカイがモタつくようなところがあれば、そこを見逃さず武豊騎手がビシッと決めてしまうのでは。

 そして、3連勝中のオウケンブルースリ。この馬が神戸新聞杯でどこまで走るか次第で、次の菊花賞の勢力図がガラリと変わってしまうかもしれません。それくらい、この3連勝中の内容がいいですし、特に前走の新潟1000万級が強かった(ダイワワイルドボアなど負かした相手を含めて)。

 ディープスカイ=父アグネスタキオン、ブラックシェル=父クロフネ、オウケンブルースリ=父ジャングルポケット……何か因縁めいたものを感じますね。そして、ヤマニンセラフィム産駒が2頭もいることに涙が出そうになる。

××××××××××××××××××××××××

<GIIオールカマー>
◎マツリダゴッホ
○エアシェイディ
▲キングストレイル
△マイネルキッツ
×シャドウゲイト
注アドマイヤタイトル

 ここは条件的にも◎マツリダゴッホが1枚上でしょう。札幌記念で1回叩いていますし、上積みも十分見込めそうです。あとは、当日の馬体重。ここでも減っているようだと、再び赤信号ですが……。

(なんか2レースとも普通の予想をしてしまったような……。ほんと、最近当たらなさ過ぎて、守りに入ってしまっているような……)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |20:37 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(23)
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2008年09月20日

【編集部発】ローズSは一騎打ち? ◎レジネッタ!

GIIローズS>
◎レジネッタ
○トールポピー
▲メイショウベルーガ
△オディール
×ブラックエンブレム
注マイネレーツェル

 今週は特にコレといった面白いネタもなかったので、いきなり予想から入ります。しかし今、一生懸命振り返ってみたんですけど、今週は本当に何もなかったなぁ……と。こうしてアッという間に有馬記念なんでしょうか? なんしか最近の僕、低空飛行なんです……。

 まあ、そんなことはどーでもよくて、ローズSは素直にGI馬2頭を上位と見ました。で、やっぱり1度使われている強みからレジネッタを◎。
 クイーンSは2馬身も離されての2着とはいえ、展開のアヤもあったでしょうし、初の古馬相手に上々の競馬。秋シーズンが楽しみになる出だしでした。今週の坂路でもいい時計をマークしていましたから、2走目の反動を心配する必要はないでしょう。今回も能力を出し切ってくれます。
 心配な点があるとすれば、今の阪神の馬場状態でしょうか。今日もレコードが連発するくらい“良すぎる”馬場なので、どうしても前残りの傾向になります。ですので、後ろから構えすぎると追って届かずの場面も……。
 ただ、そこは先週も重賞を勝って好調の小牧太騎手が上手にさばいてくれる、と期待も込めての本命。また、前につけたい馬が何頭かそろっていますから、極端なスローにはならない、と信じております。

 ○トールポピーはここが初戦。オークス以来のレースということで対抗にしましたが、いろいろと情報をチェックすると、仕上がりは良さそうですね。となれば、今さらどこがどうとか説明するまでもありません。実績は世代ナンバーワンですから、力を出せる仕上がりならば、上位争いは必至でしょう。
 ただ、そこまで切れるイメージがないので(個人的な感想ですが)、この速い馬場にどこまで対応できるのかがポイントになりそうな気もしています。

 ちょっと面白そうなのが、▲メイショウベルーガ。函館で牝馬限定戦とは言え古馬相手の1000万級を快勝していますし、続くGIIIクイーンSでは出遅れがありながら0秒5差の7着。レジネッタとは0秒2差で、メンバー最速の上がりをマークしました。春上位組と比べても遜色ない能力の持ち主だと思います。
 それに加えて、休み明けを2度使われているのですから、休み明け初戦組に対して大きなアドバンテージ。一発あっても不思議はありません。

×××××××××××××××××××××××××××

<GIIセントライト記念>
◎キングオブカルト
○マイネルチャールズ
▲キングスエンブレム
△ノットアローン
×クリスタルウイング
注ダイバーシティ

 こちらも最後の一冠へ向けて、大事なトライアルレース。本命はキングオブカルト。GIIIラジオNIKKEI賞でも本命にしましたが、しつこく◎です。
 そのラジオNIKKEI賞では、いかにも忙しい競馬だなというレースで6着敗戦。それでも0秒2差に踏ん張っているわけですから、距離が伸びればもっとやれるという手応えを感じさせてくれました。
 で、3週後の1000万級、コースは違いますが今回と同じ2200メートル芝で古馬を一蹴する快勝。たかだか1000万クラスと侮るなかれ。夏に古馬相手の1000万級を勝つ3歳馬というのは、同世代に入れば相当に強い部類ですよ。しかも、キングオブカルトは早熟タイプではなく今からが伸び盛りの馬。今なら春のクラシック組との力差はかなり縮まってきているのではないでしょうか。

 また、日曜の天気がちょっと微妙な感じですけど、道悪は問題なさそうですし、前にもつけられる脚質。その点もこの馬の大きな魅力です。

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 |21:54 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(16)
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